市長ブログ(令和7年)

清野市長
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アルバック

 アルバック成膜株式会社様を訪問しました。同社は、1970年に世界初のマスクブランクスを開発した親会社である株式会社アルバックの成膜事業部門から独立し、1979年に秩父市に設立されました。半導体やフラットパネルディスプレイの生産に欠かせない回路の原版となるマスクブランクスの総合メーカーとして、素材のガラス加工からマスクブランクス完成品までの一貫生産を手掛ける世界で数社しかいない企業の一つです。さらに、地元秩父で50年近く多くの市民を雇用し、最先端技術の分野に貢献し続けていただいています。

 

 工場を見学させていただき、松木社長をはじめとする社員の皆さまとの意見交換をさせていただきました。貴重なご意見を伺い、地域産業の発展に向けた取り組みについて理解を深めることができました。今後も地域の雇用創出と技術力の向上に向け、連携を強化してまいります。

2025年10月2日

雲海
(写真提供:地域おこし協力隊 上泉隊員)
 今朝、秩父盆地全体を覆うような今秋シーズン初となる大規模な雲海が見られました。秩父の雲海とは、秩父盆地や周辺の谷・山間部に冷たい空気がたまり、霧となることで生じる幻想的な景観のことです。秩父の象徴である武甲山を背景に広がる雲海は、天空の海のようで、視界いっぱいに広がる絶景です。秩父の自然の美しさを改めて感じるとともに、今後も天候条件が整った際には多くの方にこの景観を楽しんでいただきたいと願っています。次の発生も楽しみです!

2025年10月2日

 先日、秩父市誕生20周年記念冠事業「秩父市誕生20周年記念 第1回 秩父駅前横丁~宮森マーケット~」が開催されました。本イベントは、商店街と移住者が連携し実施した秩父地域で初の取り組みでした。秩父の豊かな自然・文化・地域の魅力を改めて発信するとともに、地域経済の活性化と新たな人の流れをつくることを目指しています。

宮森

  移住検討者や移住後1年未満の方、秩父での開業を志す方々にも多数ご参加いただき、出店を通じて秩父での商いの感触をつかんでいただきました。移住人口や関係人口の増加により地域の賑わいが増すことを期待しています。

 

 開催にあたり、実行委員長の小泉様、伊藤様をはじめ実行委員会の皆さま、そして埼玉県・秩父商工会議所をはじめとする多くの関係団体のご協力を賜りました。心より感謝申し上げます。

 

 ステージでは秩父屋台囃子・和太鼓・キッズダンスなどのパフォーマンスが披露され、第二部には「いとしのエリーズ」様の演奏やお笑いライブ、抽選会も行われました。クラフトビールのほか、交流都市の多彩なグルメも並び、会場は大いに賑わいを見せました。地域の人や地域外の人が互いに盛り上がる豊かな時間を、来場者の皆さまと共有することができました。

2025年10月2日

市長メッセージ

 毎月初め、私の直接の言葉を庁舎内で放送・発信しています。組織全体の価値観や理念を共有し、政策の方向性を示すとともに、地域への関心を高め、組織文化の形成を図ることを目的としています。今月も一歩ずつ、着実に進めてまいります。

 

 今月のテーマは「縦割りの壁を越えること」です。市役所には異なる専門性を持つ多くの部署が存在します。それぞれが日々の業務に全力を尽くしていますが、部署間の区切りが厳格であると、市民の皆さまに不便を感じさせる場面が生じます。行政は「どの課の仕事か」ではなく、「どう解決するか」を軸に判断するべきです。複雑な社会課題に取り組むには、部署を越えた連携が不可欠です。こうした課題に対応するには、柔軟性と推進力をもって組織を運営する必要があります。大きな変化がすぐには実現しなくても、日常の中での小さな声かけや思いやりの連鎖が、やがて大きな力となるはずです。

 

 私は、市役所全体を「縦割り」ではなく「横に広がるチーム」として機能させたいと考えています。異なる部署間の連携を深め、共通の目標に向かって取り組むことで、これまで解決が難しかった課題にも光を当てられるでしょう。私自身も率先して「縦の壁」を低くしていく所存です。職員の皆さまにも、同じ思いを共有していただきたいと願っています。

 

 季節の変わり目には体調管理が大切です。どうか無理をなさらず、健やかにお過ごしください。

 

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過去の市長メッセージ

2025年10月2日

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